和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、
山下木造建築店です。
あべのハルカス美術館で開催中の
「ギュスターヴ・モロー展(サロメと宿命の女たち)」に行ってきました。
モローさんのことはまったく知りませんでしたが、
日曜美術館で予習をして臨みました。
お母様と、一人の女性を強く深く愛し続けた男性の画家で、
そのことが描かれる絵にも大きく影響を与えてそうです。
代表作「出現」に書かれたコピーが「愛して、夢みる」とありますが、
別にサロメは洗礼者ヨハネを愛していないのでは?と思うのですが
どうなのでしょうか?
絵の解釈に誤解を与えそうですが、そうでもないのでしょうか。
(以下、購入したポストカードを撮影しています。)
絵画鑑賞歴が短い私でも、洗礼者ヨハネとサロメをモチーフにした絵は
しょっちゅう見かけます。
何かの本で見ましたが、絵の中で首を切断されているのは
だいたい洗礼者ヨハネ、ホロフェルネス、ゴリアテ、
この3人らしいです。
サロメ練習中。
女性を描くのにものすごく執着していたようです。
自画像 with 恋人。
こんなかわいらしい絵も描くとはびっくり。
その恋人が亡くなった後に書かれた絵。
画家の絶望が強烈に伝わってきます。
全体的に「楽しい」という表現は適していない雰囲気でしたが、
何というか楽しめました。
今日はここまで。
またよろしくお願いします!
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