木製建具、入りました!框は隠します!
- Kazuya Yamashita
- 2017年2月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年7月24日
和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、
山下木造建築店です。
兵庫県たつの市の木造住宅新築工事、木製建具が入りました。

先日、左官さんが埋めてくれたレールに玄関の格子戸を取り付けています。
建具屋さんの背と比べると高さのある戸だとわかります。
高さ2,300mm程度あります。

透明のLow-eガラスを入れてます。なかなかの重量ですが開閉は楽々。

屋内の戸も。

この格子戸はのちに障子紙を張ります。


紙を張ってない状態ですが、これはこれで雰囲気あります。

こちらも障子の紙張り前。
この二つの窓は実は普通のサッシの2枚引違い窓なのですが、
屋内から見て右半分を壁にして隠してあります。
さらに、鴨居や敷居をサッシ窓の框(枠)と同じ高さに設定することで
その框も隠し、サッシ窓を閉めていても一見開いているように見える
不思議な感覚になります。
なので、この写真を見ても窓が開いているのか閉まっているのか、
判断しづらいのです。
壁にただ穴が開いているようなスッキリした印象で、
これがピクチャーウィンドウというのでしょうか。

障子は仮設置ですが、
サッシの窓が開いていても閉まっていてもこのように見えます。
この納まりを採用するときに注意しなければならないのは、
障子やサッシ窓を取り外せるようにしておく事。
障子の張替えや、万一ガラスが割れたりした際に
交換できず困ることになります。
障子紙を張ったらまた印象が変わります。
楽しみです。
今日はここまで。
またよろしくお願いします!
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